2月15日

冒頭企画 コロナ禍の避難 効果的なマスク着用とは?

コロナ禍で災害による避難生活となった場合でも、ウイルスの感染を防ぐためには、マスクが重要な役目を果たします。目に見えない微粒子エアロゾルに注目した独自実験を元に、避難所など、密な空間で直ぐに生かせる効果的なマスクの使い方についてお伝えしました。

エアロゾル感染から身を守り、広げない マスクの着用法

素材別マスクの効果

空気中を漂う微粒子・エアロゾルを、マスクの素材別にどのぐらいカットできるのか、実際に人間が着用した状態で計測しました。感染から身を守る効果が最も効果が高かったのは、不織布。マスク外側の空気に含まれるエアロゾルを30%をカットしました。布、ウレタンはエアロゾルのほぼすべてを通してしまう結果になりました。エアロゾルの漏れ出しを防ぎ、感染を広げない力についても不織布が最も効果的だということが実験からわかりました。東京大学の研究によれば、何も着けないときと比べて、漏れ出すエアロゾルは70%減らせるということです。

”2重マスク”最強の組み合わせは?

CDC(米・疾病対策センター)も注目する2重マスクについて、不織布・ウレタン・布をどのように組み合わせれば効果が高いのか全9とおりの検証を行いました。すると、エアロゾルの侵入を最も多くカットしたのは、内側に「不織布」、外側に「ウレタン」の組み合わせ。マスクと顔にできる隙間を伸縮性の高いウレタンが押しつぶすようにして塞ぐことで、不織布フィルター本来の性能を最大限にすることがわかりました。一方、着用時には息苦しさを引き起こすため、どうしても3密になるのを避けられない場合などにカギっての着用がおすすめだと、エアロゾルの専門家・慶應義塾大学理工学部教授、奥田知明さんは指摘しています。

症状がなくてもみんなでマスクを

VTRゲスト:奥田知明さん(慶應義塾大学理工学部教授)

リポーター:保里小百合アナウンサー