3月16日

クイズとくもり 甘くてシャキシャキ!“新たまねぎ”活用術

今が旬の「新たまねぎ」について特集しました。新たまねぎは、1年中出回る通年のたまねぎに比べ、辛みが少なく、みずみずしいのが特徴です。そのため、オニオンスライスなどにして生で食べたり、火を入れすぎずにさっと加熱して食べたりするのがおすすめです。新たまねぎの素材を生かしたレシピやより甘みを引き立たせる技などを紹介しました。

新たまねぎのお手軽絶品料理

子どものころから新たまねぎが大好きだという料理研究家のジョーさん。に、とても簡単に作れる新たまねぎレシピを2品教えてもらいました。ひとつは、シャキシャキ食感を生かした「冷やしぶっかけそば」、もうひとつは、新たまねぎを丸ごと電子レンジで温めて作る「まるごとたまチン」です。

新たまねぎの冷やしぶっかけそば

新たまねぎのシャキシャキ感ととそばの組み合わせが絶妙にマッチします。また、ごまドレッシングの風味が新たまねぎのさっぱり感を引き立ててくれます。

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まるごとたまチン

新たまねぎに入れる切り込みを2~3分目までにすることがポイントです。切り込みを深く入れると、その間から新たまねぎの水分がとんでしまいます。電子レンジで温めたら、すぐにラップを外してください。放っておくと、ラップがへこんで、たまねぎがつぶれてしまうおそれがあります。味付けは、バターとしょうゆの組み合わせのほか、粉チーズと黒こしょう、かつお節としょうゆなどもおすすめです。アレンジすればオニオングラタンスープ風にもなります。

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新たまねぎのオニオングラタンスープ風

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新たまねぎと通年たまねぎの違いとは?

新たまねぎと通年出回るたまねぎは品種が異なります。新たまねぎには主に「黄たまねぎ」と「白たまねぎ」がありますが、どちらも早生(わせ)種です。一方、通年たまねぎはほぼ「黄たまねぎ」ですが、晩生(おくて)種です。同じ「黄たまねぎ」でも、通年たまねぎのほうが長い時間、日に当たらないと育たない品種です。また、新たまねぎはほとんどが本州・九州産で、収穫時期は1~4月。収穫後すぐに出荷されます。一方、通年たまねぎの収穫時期は、本州・九州産が4~5月、北海道産が8~9月。1か月以上乾燥させてから出荷されます。新たまねぎは、辛みが少ない・みずみずしい・やわらかいといった特徴があり、オニオンスライスなど生やさっと加熱して食べるのがおすすめです。一方、通年たまねぎは、辛みが強い・保存がきくといった特徴があり、シチューなどじっくり加熱する煮込み料理などに適しています。通年たまねぎはよく加熱することで、新たまねぎ以上の甘みやコクが出ます。

カレーの女王直伝!“ダブルたまねぎカレー”

スパイス料理研究家の一条もんこさんに、新たまねぎと通年たまねぎの両方を使った“ダブルたまねぎカレー”を教えてもらいました。新たまねぎは厚いくし形切りにして、優しい甘みを味わう具にします。通年たまねぎはあえて焦がしてうまみやコクを出し、カレーのベースにします。肉を加える場合は、牛肉や豚肉よりも臭みが少ない鶏ひき肉がおすすめだそうです。そのほか、キャベツを加えると奥行きのある甘みになり、トマトやレモン汁を加えると酸味でさっぱりとし、牛乳を加えるとクリーミーな優しい味わいになるそうです。

ダブルたまねぎカレー

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より甘みを引き出し 血液サラサラ効果をアップさせる技

たまねぎに含まれている含硫アミノ酸は、切ると酵素と反応して、辛み成分に変わります。これを常温で置いておくと、セパエン類やトリスルフィドという辛みのない別の成分に変わります。このセパエン類やトリスルフィドには、血小板が凝集することを抑制する“血液サラサラ”効果があります。辛みを抑えて甘みを引き立たせ、また、血液サラサラ成分を効率よく摂取するためには、切ったたまねぎにラップをして15~30分常温で置いておき、それから電子レンジで温めるとよいそうです。新たまねぎ2分の1個の場合は500ワットで20秒、1個の場合は500ワットで40秒が目安です。

血液サラサラ効果をアップさせるサラダ&ドレッシング

料理研究家で管理栄養士の牧野直子さんに、血液サラサラ効果をより高めるサラダを教えてもらいました。新たまねぎにプラスするとよいのがアボカドです。アボカドに含まれるオレイン酸には悪玉コレステロールを減らす働きがあります。今回は、焼いたアボカドにオニオンスライスをたっぷりのせたサラダを紹介しました。また、それにかける新たまねぎの和風ドレッシングや新たまねぎをすりおろして作るディップを紹介しました。和風ドレッシングもディップも冷蔵庫で保存すれば1週間ほどもつそうです。

焼きアボカドと新たまサラダ

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新たまねぎの和風ドレッシング

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新たまねぎのディップ

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専門家ゲスト:西村弘行さん(北翔大学・東海大学名誉教授)

ゲスト:安田顕さん

リポーター:副島淳さん(俳優)

ナレーション:日髙のり子さん