視覚が過敏
「光」「色」がストレス
【投稿者の対処法】
- ◎屋外では、サングラスや偏光レンズメガネ、パソコン用メガネをかける。つばのある帽子をかぶる。(光をさえぎると同時に、視界も狭くなるので、刺激が緩和される)
- ◎電車やバスに乗っているときには、目を閉じて休む。
- ◎外出の際は落ち着いた明るさの店や場所を調べておき、そこで休むようにする。
- ◎屋内では、遮光カーテンや間接照明にする。インテリアはカラフルなものをさけ、シンプルな色に統一する。
- ◎真っ白な紙がまぶしくて文字が読みにくいときは
- ・色のついた透明な下敷きを重ねる
- ・パソコン用メガネをかける
- ・定規などで文字を隠してすこしずつ見るようにする
- ・教科書を色のついた紙にコピーして読み、ノートは色のついた紙を使う
- ・テスト用紙は色のついた紙に印刷してもらう
- ◎パソコンやスマートフォンなどのディスプレイは、輝度と彩度を下げ、カラーフィルターを設定する。ブルーライトをカットするフィルムを貼る。
- ◎パソコンの使用時は音声読み上げのブラウザやアプリケーションを活用して目を休ませる。こまめに休憩をとって長時間の使用を避ける。
●対処のポイント
- ◎サングラスや遮光レンズメガネの使用、ディスプレイの輝度を下げるなど、光による刺激をなるべく減らす工夫をするといいでしょう。
- ◎疲労が溜まったり不安が強くなったりすると、視覚過敏症状が出やすくなることが多いようです。早め早めの休息を心がけ、自分なりにリラックスできる方法をいくつか見つけておくことが大切です。
- ◎視覚過敏があることや、どんな時に辛くなるかを周囲に説明し、理解者を増やしていくことも大切です。その上で、例えば次のような配慮を周囲に相談してみるのがいいでしょう。
- ・照明から遠い場所や、角や壁ぎわの席など、職場の中でなるべくまぶしくない座席にしてもらう
- ・光を遮るパーティションやボックスを自分のデスクに置かせてもらう
- ・職場や学校などに、辛くなった時のクールダウンスペースを設けてもらう
どのような特性?
発達障害のある人の中には、視覚に過敏性のある人がいます。
特定の光や色によって受ける視覚のストレスが大きく、苦手な環境に長くいると、ぐったりと疲れて頭痛やめまいで寝込んでしまうなど、日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。
視覚過敏の例
苦手な視覚刺激は人によって異なります。体調が悪かったり、不安があるときなどには特に感覚過敏が強くなるようです。
- ■明るさに対する過敏
- ・蛍光灯の光がチカチカ見える
- ・LEDの光が目に刺さる
- ・カメラのフラッシュが極端に苦手
- ■色に対する過敏
- ・繁華街の看板のけばけばしい色が目に刺さる
- ・コントラストが強いと極端に疲れる
※苦手な光や色、感じ方は人によって異なります。また、苦手な刺激に対して常に症状が出るというよりも、体調が悪かったり、不安が強かったり、予想外の事態が起きた時に症状が強く出る人が多いようです。
※視覚の過敏性はASD(自閉スペクトラム症)の人に多い特性です。ただし、ASDの人の中にも視覚過敏のない人はいます。また逆に、視覚過敏だからといってASDだとは限りません。
周囲からは
こんな誤解をされている
視覚過敏のある人にはストレスの強い光でも、周囲の人には、なかなか理解されません。
それどころか、「みんなそうだよ」「我慢できるでしょ?」「そのうち慣れるよ」などと我慢を強要されたり、「そんなことを気にするのは、わがままなんじゃないの?」などと逆に責められてしまうことも少なくありません。
ASDの視覚過敏は、詳しい原因は分かっていませんが、脳の情報処理の仕方に原因があると考えられています。
「気の持ち方」や「慣れ」の問題ではありません。むしろ、苦手な光にたびたびさらされるなど、つらい体験が積み重なると苦手意識が強くなり、さらにつらくなることもあります。
ASDの人の中には、視覚過敏を自覚していない人もいます。特に子どもにとっては「自分の感覚」が常に標準です。視覚過敏による困難が生じても、「我慢が足りないからだ」と考え、自分を責めてしまうことも少なくありません。そのため、周囲の理解が欠かせないのです。
一般的な対策
サングラス、帽子、フードなどで光をさえぎると刺激が緩和されます。
蛍光灯が苦手な人は、間接照明にしたり、白熱灯に変えるなどしています。
▼みなさんからの困りごと・対処法
当事者の困りごと・対処法
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No.54
最近、職場の照明がLEDに変わりました。コンビニにLEDが導入され始めた頃からLEDの光は苦手に感じていて、とても苦痛です。目の奥に刺さるような感覚で、頭がクラクラします。
また、聴覚過敏もあり、ガヤガヤしたところだと疲れてしまいます。上司にはLEDで困っていることを話すと、理解してくれ、ここ数日間、車用の少し色が入ったサングラスを掛けてみましたが、だいぶ楽になりました。来客対応などもあるので必要に応じてかけかえて仕事をしています。耳栓をすると仕事にならなくなるので、光だけでも対処するのは大切だと感じています。
(としさん 男性30代 福島 当事者) -
No.53
小さい頃から周りが眩しくて目が開けられず、薄目でいることが多かったです。疲れるのですが、これが普通なのかと理解していたので、特に対処せず眩しさを感じたまま生きてきました。今回、度入り色付きブルーライトカットのレンズを買ったところ、運転もお買い物もとても楽になりました。こんなに運転が楽だと思ったことはありません。お店でも頭痛が起きず楽しくお買い物ができています。
(ねむ 女性30代 秋田 当事者) -
No.52
夜間の車のヘッドライトや、コンビニ、工事中のライトがまぶしくて非常に強いストレスを感じます。対策として夜間なのでサングラスではなく遮光眼鏡を使用しています。
(じゃいこ 女性30代 山口 当事者) -
No.51
私は小学6年生の時に診断を受けました。私が苦手なのは「もよう」です。木材のもようだったり、公園の遊具の塗装に入った割れ目だったり、もようを見ると気持ちが悪くなったり、怖くなったりします。もようでつらいときには眼鏡をはずして視界をぼやかします。
(ありす 女性10代 東京都 当事者) -
No.50
小さい頃から太陽の光がまぶしすぎて眼が開けられませんでした。大人になってからは常にサングラスをかけているのですが、田舎な故に「カッコつけてる」と勘違いされることが多々ありました。雨の日の夜の対向車のライトもかなりツライので、夜もサングラスをかけています。
(ざぼん 女性50代 長崎 当事者) -
No.49
感覚過敏(視覚)があるので、虹彩付きソフトコンタクトを愛用しています。サングラスを使用することもありますが、鼻当ての所が痛くなってしまうのが不快なため、コンタクトの方が快適です。視界が均一に暗めになるのと、周囲から見ても自然な外見が保てるのもメリットです。
(もちお 女性20代 山梨 当事者) -
No.48
聴覚過敏と視覚過敏が両方あり、また難聴もあります。PCの光は適応ができますが太陽の光が非常に苦手なため、自分周辺の蛍光灯は外しています。また、自宅の部屋ではテレビやPCのモニター以外の電気はつけません。
(Dr.Peace 男性20代 沖縄 当事者) -
No.47
言葉の意味を調べる時に、可能な限り辞書を使います。ネットは広告が多すぎて疲れるし、動画となると何を調べていたかの意味がわからなくなります。紙の辞書でも電子辞書でも、かなりいい視覚情報削減になり目的の意味がわかります。
(ナルヲ・ディープ 女性40代 埼玉 当事者) -
No.46
蛍光灯の昼白色の光とそれを反射する紙が苦手です。家では明るさや色調がコントロールできる照明器具を使用しています。電球色の照明が落ち着きます。朝日や木漏れ日はむしろ心地よく、公園を散歩したり、ベンチに座ってぼんやりします。周りに誰もいない時は上体だけ横にして目を閉じています。なるべく自然の光や適度な運動、食事や睡眠等、体の調子が整うよう生活を心掛けています。
(ロゾリオ 女性30代 茨城 当事者) -
No.45
まぶしい光が苦手です。晴れの日の外、蛍光灯やLEDの白い照明、夜は車のライトや街灯。外出する時はサングラスをかけています。眼が楽です。自宅では暖色のシーリングライトをつけています。また、白っぽい壁や暗闇などに色とりどりの微粒子が常に見えます。眼を開く時間が長いほど疲れてくるので、電車の中では眼を閉じることが多いです。
(ベリー 女性30代 東京都 当事者) -
No.44
白色の上質紙に文字があったり、白くてテカったりしているので、学校の教科書があまりよく見えません。その場合は先生に言ってわら半紙に刷ってもらっています。また、太陽の下では目が開けられないのでサングラスをかけて外出しています。グラウンドでの体育は、影のあるところにいて、体育館内の授業を受けています。
(かみつれ 女性10代 大阪府 当事者) -
No.43
ずっと蛍光灯の下にいると、叫びそうになるので、仕事場の机は、段ボールですっぽり覆ってもらいました。音も遮断できていいです。段ボールの中で、度付きのパソコン用サングラスをかけて仕事をしています。仕事以外の場所では、必ずつばのある帽子をかぶります。
(ちよこ 女性50代 静岡 当事者) -
No.42
この発達障害プロジェクトのページは色がどぎつくて、ゆっくり見たいけど少しの間しか見られません。放送も録画してあるが番組のセットがまぶしくてまだ最後まで見られないです。作成している人はわかってないと思います。
(くら 女性40代 徳島 当事者) -
No.41
晴れた日の太陽の光・PCやスマートフォンの画面の光が苦手です。太陽の光はギラギラと目に刺さるように感じ、あまりにつらいときは外に出るのをやめて室内に避難したり、それができないときは目をつぶって同行者に引っ張ってもらったりしています。PCやスマートフォンは常に画面の明るさを一番暗く設定していますが、それでも長く見続けているとめまいがしたり吐き気がしたりします。ブルーライトカットメガネは手放せません。画面を夜間モードに設定し、昼間もその画面で使用しています。どうしてもPCを長時間使わなければならないときは意識してこまめに休憩を入れています。
(角煮 女性20代 北海道 当事者) -
No.40
ホームページのレイアウトがゴチャゴチャしていると辛い。輝度、彩度は調節できるが、レイアウトは対策のしようがない。特にこちらの意思にかかわらず、動いたり音が鳴り出すと集中が途切れたり心臓のあたりが締め付けられたようになる。光との組み合わせで、刺激が何倍にも感じられるのだと思う。
(雀 女性20代 愛知 当事者) -
No.39
教科書の紙と文字のインクのコントラストが激しすぎて文字が白とびします。私の場合、PCレンズ(茶色っぽい)をかけたり、水色の透明な下敷きを被せたりすると文字がしっかり読めるようになりました。
(さくら 女性10代 愛知 当事者) -
No.38
目の前を人が歩き回っていると、早送りのように他人が素早く動いているように見えて気持ち悪くなるので、人混みは極力避け、買い物は慣れた店かネットで済ましています。白黒の紙は光が反射して読みにくいので、重要な所はマーカーをひくかカラー印刷。曇り空が眩しいので、部屋の窓は遮光ネットを張り、カーテンを閉める。家の明かりはW数が小さいものを使用するか、消す。液晶テレビやスマホ等の画質が良くなるほど疲れるので、高性能のものは避ける。
(ゆきうさぎ 女性30代 三重 当事者) -
No.37
色、映像、文字に対して過敏です。特に映像で金属製品の一部が写っただけで眼に突き刺さる感覚があるので思わず視線を外します。
(一生 男性30代 岐阜 当事者) -
No.36
蛍光灯や太陽光など生活全般の光がまぶしいです。とくに夜の看板のネオンはとてもまぶしく感じます。対処法としてはサングラスをかけること。それから家では蛍光灯の数を減らす事で対処しています。今はLEDですので少し布をかけて光をやわらげたりもしています。これをするのとしないのとでは疲れ方が全く違います。対処をしないと家に帰ってからなにもできないくらいくたくたになってしまいます。
(ノビ子 女性20代 東京都 当事者) -
No.35
蛍光灯、LEDの光が強すぎて、時々視神経が痛い感覚を受ける。太陽の光も眩しいので、サングラスが必要な時が多い。
(ひろ7000 男性40代 東京都 当事者) -
No.34
仕事の帰り道、遅い日だと12時です。一日中PCの前にいてやっとホッとできる時間のはずが、電車を降りると駅の明かりが強すぎる。駅をでたらまたコンビニエンスストアの光がさらに強くてまいってしまっています。夜11時くらいからはワントーン落とした光を使用してほしい。もしくはオレンジっぽい色の光に変えてほしい。
(まどか 女性30代 東京都 当事者) -
No.33
カスタマイズ可能な部分を自分に合うよう無彩色かグレーイッシュな色か、彩度を落とした設定にしてみます。私の場合パソコンのデスクトップはグレーの無地タイトルバーは薄いグレーにしています。家も職場も。少し色は違うのですがかなり楽になり、作成している内容に意識を持っていけるようになり無駄な減り、パフォーマンスはあがりましたよ。
(ナルヲ・ディープ 女性40代 埼玉 当事者) -
No.32
夫は太陽の光が眩しくて、晴れた日は涙が出て目が開けられないと言うので、外出時は常にサングラスをするようにした。今では数種類のサングラスをオシャレで楽しんでいる。
(みーさ 女性30代 福岡 当事者) -
No.31
光に過敏?視覚が常に砂嵐の入ったような状態で疲れる、蛍光灯などを見ると目の筋肉がじんじんする
(GGG 男性10代 北海道 当事者) -
No.30
白地に黒字がチカチカするので読みにくい。iPhoneのカラーフィルターの設定があるのでそれを利用し、薄いピンクの画面で、明るさを落として使用している。会社からもらう長文のメールは、適宜お願いして短め、箇条書きにしてもらう。書類は毎度自分でまとめ、色紙に印刷する。(チカチカ軽減のため)眩しいところでは、カラーレンズ(サングラスのようなもの)を掛ける。仕事中も常に掛けたいが、人の前に立つ仕事で目が暗くなるので、説明して、読む作業の時のみ、間違い軽減のため掛けている。
(りん 女性50代 東京都 当事者) -
No.29
まぶしさを周囲の人より感じやすいかもしれません。日の照っているところはサングラスなしでは歩けない感じです。小学生の時の遠足で、河原で集合写真撮った時だとか、自分だけまぶしそうに目を細めて何だか睨んでいるかのような写真になってます。
(まめまち 女性30代 東京都 当事者) -
No.28
光・色の他視覚から入る情報全てに過敏で、日常生活が辛いです。サングラスを肌身離さず持つことと、万が一書類などを読むとき用に、自分に合った青緑色のシートを持ち歩いています。室内などはサングラスをするのに勇気がいる空気だったりします。読み物にシートを被せると、何それ?と笑う人もいます。早く、そういう人間もいると言うことをもっと知って欲しいです。
(もぐら 女性20代 愛知 当事者) -
No.27
自然光も電気も眩しくて目が痛いです。カーテンを閉めて生活しています。夜も豆電球と、少し離れた台所の照明のみです。通院先に苦手な照明があり、毎回消してもらっています。眼鏡に色は入れてないので、光を遮るために室内でも帽子で過ごすこともあります。
(豆皿 女性30代 北海道 当事者) -
No.26
今は慣れましたが、以前は光が駄目でした。ですから、室内屋外関わらずサングラスを掛けていました。
(裕人 男性30代 福岡 当事者) -
No.25
アスペルガーの診断を受けています。PCモニターの輝度設定もかなり下げないと眩しくて使えませんし、タブレットや携帯電話も相当低い輝度設定にしています。カーテンは開けません。直射日光が眩しく、太陽の位置によってはまともに目を開けられません。
(らき☆缶 男性20代 新潟 当事者) -
No.24
普通の人にはわからないくらいの部屋の明るさの違いに敏感で、ほんのちょっと照明が明るいだけで、体調が悪くなります。自宅では、自分に合わせて調整できますが、外出先では、明るすぎる店に入ってしまった場合は、すぐに出るしかありません。
(Mito 50代 東京都 当事者) -
No.23
発達障害の診察を受けたことは無い。ただ、ADHDとかアスペルガーとか、よく当てはまると感じている。子供の頃から特に明るさに耐えられず、小学生の頃にはサングラスをかけた生活。周囲に理解されないので、競走馬のブリンカーみたいに視野を狭くする器具を自作し、眼鏡に取り付けて凌いでいる。
(英坊 男性50代 千葉 当事者) -
No.22
自分が見えやすいと思うカラーガラスの入ったメガネを使っています。とても見えやすくなりました。PCはカラーフィルター設定を自由にする事ができます。また、読み上げ機能もついているPCもあります。
(もも 女性30代 広島 当事者) -
No.21
幼い頃から周囲が眩しく片頭痛持ちでした。部屋は薄暗くして、PCも明度も下げ、PC用メガネが流行る前からサングラスをかけて使用。20代になり頭痛予防に外出時にもサングラスをかけるようになりました。外出がとても楽になりました。似合わなくてもかけます。
(セロカ 女性30代 東京都 当事者) -
No.20
目からの情報が多いと、目の前にいる人に集中できなくなる。飲食店などは特に、ザワザワしている+人の動きが多いので視線があっちこっちに行ってしまい、情報がさらに多くなってしまって疲れてしまう。視線をテーブルや手元にうつして、できるだけ視界を遮るようにしています。
(ここ 女性30代 北海道 当事者) -
No.19
なぜ、悲しくもないのに涙が出るのか不思議でした。光が刺激になっていたようです。対処法は、サングラス。それが目立つので嫌なら、せめてPCグラスをつけます。テレビやスマホの明かりは、調節して暗めに設定。西日はとにかく避けますし、窓には遮光カーテンを使います。あとは、できるだけ日中の作業を短時間で切り上げる。ストレスを感じたら休む。
(トトロ 女性30代 千葉 当事者) -
No.18
視覚過敏で蛍光灯やLEDが眩しくて体調を崩す、パソコンが眩しくて頭痛を起こす、文字が見えにくい、楽譜が読めない。アーレンレンズという色を重ねあわせるフィルターがあります。加えてパソコンや携帯には、フィルターを付けています。
(犬の鼻 女性50代 東京都 当事者) -
No.17
子供の頃から天気の良い日に外に出ると、外が真っ白になって目が痛くて涙が出ていました。大人になってから帽子を被ったりサングラスをかけるようになって少しマシになりました。
(ルビー 女性30代 神奈川 当事者) -
No.16
晴れの日も、くもりの日も、外に出ると明るすぎて前が見えなくなるので普段ずっとサングラスをしています。明るすぎる部屋でもサングラスをかけないと何もできません。勉強のためにノートを開いても反射してしまい目が痛くなるので、少し暗いかな?と感じる場所で勉強しています。
(かなた 女性20代 沖縄 当事者) -
No.15
私はADHDですが、蛍光灯やPC・スマホなど人工的な青白い光を浴びると途端に目を閉じたくなるほどストレスを感じます。テレビ・PC・スマホは暗く、蛍光灯はできるだけ暖色系にするなど、明るさを調整できる場合は自分が不快に思わないレベルまで調整し、脳が疲れすぎないよう工夫しています。
(ボニー 女性30代 北海道 当事者) -
No.14
「光」が子どもの頃から苦手です。太陽、大型施設の明るすぎる電気。対向車やルームミラーに反射する車のライト。前の車のブレーキランプ類。「色」は原色が苦手ですが、大丈夫な時と気分が悪くなる時の両極端です。「光」に関しての対処法としては、サングラスをかけることと、夏場は特に眩しいため極力外出を避けること、「色」に関しての対処法は見ないで済むなら見ないようにするしかないです。
(アガサ 女性50代 茨城 当事者) -
No.13
比較的晴れた日や反射した明るい光、日光やかなり明るい白やかなり色が目立つような蛍光色、そういった色を見続けることが辛く、頭痛・めまい・吐き気・腹痛・倦怠感や不安や疑心暗鬼やパニックが起きてしまう。ある日、ホームでうずくまっていたところ、駅員さんに「立てそうか」「歩けそうなのか」と、ゆっくりハッキリと丁寧に、救急車の手配の有無、連れ添いの人はいるのか迎えに来る人がいるか、連絡がつくのか等を落ち着いて冷静に聴いてくださった際は助かった。
(光 10代 滋賀 当事者) -
No.12
光がまぶしく感じる。夏は特に外出したときや店の蛍光灯、テレビ、あらゆる光で目が痛くなる。最近、そういう人向けのサングラスを作ってもらってだいぶ楽になりました。でも、外出先でサングラスをかけていると人が見てくるのが気になります。
(なぁ 女性30代 兵庫 当事者) -
No.11
学校から帰ると、まず自分でカーテンを閉める。眩しいらしい。教室では窓側でなく壁側の席に座る配慮をいただいている。登校以外で外出するときは、眩しいが帽子は感触が苦手で被らないため、サングラスを購入した。
(もみじ 女性40代 広島 当事者の家族・親族) -
No.10
日光が目に入ってくると、頭痛がして、激しく疲れてしまいます。普段は室内でも外でも、できる限りオーバーグラスをかけ、更に帽子を被っています。そうすることで、前述の症状がだいぶ良くなり、疲れてへろへろになってしまうこともなくなりました。
(とも 女性20代 埼玉 当事者) -
No.9
真っ白な紙に黒い文字のようなコントラストが強いものは、まぶしくて目がチカチカして読めない。目や頭が痛くなり気持ち悪くなることもある。でも紙の上にカラーのクリアファイルや下敷きを乗せると、コントラストが抑えられて、それだけで楽に見られるようになる。わたしには青が見やすくなる色でした。
(nanaさん 女性30代 埼玉 当事者) -
No.8
目に飛び込んでくる苦手なものがあった場合は、それがきっかけとなってフラッシュバックが起きることがあるので、ひたすらおさまるのを待つ。突然目に入ってくるものはサングラスなどで対策しても難しいので、周囲に苦手な色やものをあらかじめ伝えておき、発作が起きても「ああ、辛いんだな」と受け止めてもらえるようにしています。
(しーちゃんさん 女性30代 鳥取 当事者) -
No.7
私は、38歳になってから、自閉症スペクトラムの発達障害が見つかりました。車の運転免許を取ってから、20年になりますが、最近になり、信号の色の光や車の音に敏感になるようになり、運転が億劫になってきました。田舎なので、頻繁にバスや電車などは走っておらず、両親も高齢なため、車の運転は必要になっておりかなり、困っています。対処方法など、ありましたら、アドバイスよろしくお願いします。
(花凜さん 女性30代 熊本 当事者) -
No.6
明るい光が苦手です。スマートフォンは明るさを最低にしてブルーライトカットフィルムを貼り、更にブルーライトカットアプリを使用しています。お店の中も眩しいです。ネット検索が大好きですが、文字の色使いがカラフルだったり変わったフォントだったり背景の主張が激しかったりすると読みにくくなります。ガラケーの頃の方がサイトがシンプルで快適にネットサーフィン出来ていました。
(くらげ星人さん 女性30代 兵庫 当事者) -
No.5
勉強などやりたいことは沢山あるのに特性が邪魔して出来ない、辛いことが多い。学校も中学で行かなくなり高校へ進学しなかった。感覚過敏で光や音に敏感で紙に反射する光や周囲の些細な音に過剰に反応してしまう。カーテンを閉めた薄暗い部屋でノイズキャンセリングヘッドホンをしていると少し楽になる。世の中のものがカラフルすぎて刺激が強いなぁと思っています…
(梨の花さん 女性10代 富山 当事者) -
No.4
買い物の時は、帽子を深めにかぶって視界を物理的に狭める。光にも対処できる。サングラスを活用する。家では商品パッケージを剥がしてしまう。パッケージを剥がせる物を選ぶ。シンプルな見た目の物を選ぶ。
(赤字が気になるさん 女性30代 茨城 当事者) -
No.3
LEDの光が目に刺さるようで苦手です。LED照明を使っている店には入れません。LEDを使っている電車の券売機は怖くて近寄れません。車内にLEDの電灯を使っている電車の車両には乗れないことに困っています。
(女性20代 当事者) -
No.2
眼鏡の上からかけられる、スキー用のサングラスを常に持ち歩いている。
(男性50代 当事者) -
No.1
真っ白い紙に書かれた文字だと、紙がまぶしく感じられて読みづらいです。学校にお願いして、テストのときは黄色っぽい紙にコピーしてもらうようにしています。
(女性10代 当事者)
周囲・家族の困りごと・対処法
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No.10
同僚より、明るい状況でいることがつらいとの相談を受けました。知人に紹介をしてもらった地元の特殊な検査をしておられる眼鏡屋さんで検査を受け、あるドイツの特殊なレンズで眼鏡を作ってもらったところかなり改善したそうで、明るい場所での仕事がとても楽になったようです。
(ぽぽんた 男性50代 奈良 その他・周囲の方) -
No.9
色がストレスというか、様々な色があると混乱するようです。一方で、激しく色が対照的になるようなものを好んだりします。(色の洪水のなかで生きている感覚なので、よりはっきりとした色合いのものがわかりやすいのか……)なので、部屋の色を統一したり、柄ものをなくしたりして、混乱をしないようにしています。
(うだ 女性50代 神奈川 当事者の家族・親族) -
No.8
娘が、光に敏感です。頭痛や吐き気のきっかけになることもあったので、高校に入る頃、ほとんど度の入っていないサングラスを作りました。制服にサングラスはやはり目立つので、グレー系の一番薄い色にしましたが、ほんとうはもう少し暗くしたかったようです。それでも、紫外線の増える五月から九月頃までは、外歩きには欠かせないアイテムになっているようです。
(風の笛 女性40代 東京都 当事者) -
No.7
照明の明るさを本人に確認しシンプルな壁紙の部屋などで過ごす。レストランなどで大きな絵などがあり本人が入店出来ない場合はすぐ諦める。カフェなど落ち着いた照明や壁紙のお店を常にチェックしておく。予約制のレストランなどは事前に内装など確認出来るとよい。
(ゆみちょこ 女性30代 広島 当事者の家族・親族) -
No.6
とても眩しがるので外出時はサングラス、部屋は薄暗くしています。視覚が過敏のせいか昼間は極力外出したがらず、夜になると出かけたがります。夜は落ち着くから好きと言います。
(夢璃愛 女性50代 神奈川 当事者の家族・親族) -
No.5
自閉スペクトラム症の小学校一年生の息子がいます。視覚過敏があり、視覚的に好きなものが目に入るとその先に何があるのか探求心を抑えられず行ってしまうことがあります。一度だけと約束して同行するようにしています。
(はっぴい 女性30代 神奈川 当事者の家族・親族) -
No.4
視覚シミュレーターで見える世界。うちの息子は少し違うと言います。眩しい世界でも、色のない世界でも、ノイズのある世界でもない。もっと高速に色が入ってくる。目の前には大きなサークルがあってその回りに色とりどりの虹色のドット、中心にも三種類のドット。その景色が高速回転。人が逆さまになる…黒板も見えないところが出てくるということです。
(息子くん 女性40代 山口 当事者の家族・親族) -
No.3
自閉症スペクトラムの診断を受けた小5の息子。小さい時から直射日光の眩しさが極端に苦手です。車に乗る時は辛かったらサングラスをするようにさせています。
(そらいろ 女性40代 新潟 当事者の家族・親族) -
No.2
娘が幼児期からひどいまぶしがりでした。外出時など特に光が強いところでなくても目が開いていられないほどでした。眼科では問題無し。その後ビジョントレーニングの指導もしている眼鏡士さんを紹介してもらい隠れ斜視だと判明。日常からサングラスが必要な程、光への過敏があるとわかりました。そこで見た目は普通の眼鏡と同じなのですがレンズ表面を遮光性が特殊加工しサングラスと同じ効果がある眼鏡を作り現在かけています。
(ラ・ポール 女性40代 愛知 当事者の家族・親族) -
No.1
部屋のLEDライトの明るさが苦手→メインのライトは消して、周りの小さな調光型ダウンライト(オレンジがかったウォーム色)で過ごす。家族がどうしてもメインのLEDの大きなライトをつける時は、サングラスをしている。
(さぼさん 女性40代 神奈川 当事者の家族・親族)
当事者から周囲の人への要望
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No.5
彩度と明度の高い、暖色が特に苦手です。目に刺さる、という感覚です。くらくらします。この発達障害のトリセツの背景に使用されているピンクも痛いです。おかげで本文の内容が入ってきません(ピンクが痛いので、じっくり読めない)。もう少し彩度・明度を抑えた配色にして欲しいです。
(ぴー 女性20代 東京都 当事者) -
No.4
当事者です。この発達障害プロジェクトの説明書の周りのピンク色も少しきついです。サイトデザイン等もビビッドカラーを避けてくださると助かります。それかまあ自分で出来る対処はというとディスプレイの設定を暗くしたりするくらいでしょうか。
(ゆん 女性30代 茨城 当事者) -
No.3
蛍光灯やLEDが眩しく光が痛い。アーレンレンズを作ってもらった。加えてタレックスサングラスを室内でもかけている。職場で室内でサングラスをかけていたら、目の病気だと思って容認して欲しい。
(犬の鼻 女性50代 東京都 当事者) -
No.2
白い紙や両面印刷のプリントが読みにくい。部屋を暗くする。下敷きをかぶせる。定規で一行ずつ見る。テストの時は、更紙を使って、両面印刷をやめてほしい。
(マーチン 女性30代 千葉 当事者) -
No.1
テストを受けている際、白紙が眩しすぎて、文字が所々読めません。テスト用紙を工夫してくださったり、明るさの調節が出来る部屋を用意して欲しいです。最近では薄い緑色の紙を使ったノートが発売されています。そのノートだとはっきり文字が読みやすく、勉強に集中しやすいです。
(かえるさん 女性10代 神奈川 当事者)